【 第10章 2020年度生用 免許・資格/教職課程 】
養護教諭一種免許状

[ 免許・資格が取得できる学科 ]

1. 養護教諭一種免許状について

養護教諭免許状は、教育職員免許法に基づいて授与される教育職員免許状の1つです。養護教諭免許状には、専修免許状・一種免許状・二種免許状があり、一種免許状を取得するためには、教育職員免許法に定められた教育課程を修得することが必要です。

2. 基礎資格および最低修得単位数

養護教諭一種免許状を取得するには、基礎資格を有し、「教育職員免許法施行規則」に定められた最低修得単位数を満たさなければなりません。

  • 免許状の種類養護教諭一種免許状
  • 基礎資格学士の学位を有すること
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教育職員免許法施行規則における最低修得単位数 合計単位数
① 養護に関する科目 28 56
② 教育の基礎的理解に関する科目 8
③ 道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び
生徒指導、教育相談等に関する科目
6
④ 教育実践に関する科目 7
⑤ 大学が独自に設定する科目 7

※免許種ごとの対応表において、表①②③④の教育職員免許法施行規則における最低修得単位数を超える単位については、表⑤の単位数に含まれます。

教育職員免許法施行規則第66条の6に関して
表の最低修得単位数に加え、修得の必要な科目が定められています。該当ページで確認の上、履修してください。

3. 教育職員(養護教諭一種)免許状課程の履修方法

養護教諭一種免許状課程の履修にあたり、1回生から4回生まで、様々な手続きやガイダンスへの出席が必要です。諸手続を行わない場合は、履修意志がないものと見なされ、教職関係科目の履修ができなくなりますので注意してください。

① 各科目の登録について
受講登録の際に、各自が必要な科目を登録してください。科目によっては、事前登録等の履修条件が付されている場合がありますので、シラバスやポータルで事前に確認する必要があります。
② 教育職員(養護教諭1種)免許状課程履修の辞退について
養護教諭一種免許状課程の履修を辞退する場合は、学務第2課で「教職課程履修辞退・免許種変更届」を提出しなければなりません。
③ 教職課程スケジュール「教育職員免許状を取得するまで」

1回生

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時期 予定 概要
4月 教職課程履修ガイダンス 『教職課程履修希望票』を提出し、教職課程履修者として登録
受講登録 教職課程で必要な科目を登録
3月 受講登録 教職課程で必要な科目を登録

2回生

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時期 予定 概要
3月 受講登録 「養護実習(4回生配当)」の受講資格基準に注意しながら登録

3回生

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時期 予定 概要
4月 養護実習内諾ガイダンス 内諾方法を確認し内諾活動を開始
6月 養護実習反省会 4回生の実習報告を聴き学ぶ
11月 養護実習ガイダンス 実習に向けた指導
3月 成績確認 「養護実習(4回生配当)」の受講資格基準を満たしているか確認
受講登録 教職課程で必要な科目の修得状況を再度確認しながら登録

4回生

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時期 予定 概要
4月 健康診断 養護実習実施には健康診断証明書が必要になるため必ず受診
4月〜5月 養護実習事前ガイダンス 実習に必要な書類の確認、最後の指導
5月〜 養護実習実施 3週間実施
6月 養護実習反省会 実習内容・学びを共有
11月 教員免許状授与申請ガイダンス 申請書・申請料を確認し期限までに大学に提出(2019年度現在1免許につき3,560円)
3月 卒業判定・成績の確認 卒業が確定し、かつ免許状に必要な科目を全て修得したか確認
教員免許状交付 卒業式前日に交付
④ 各種連絡について
教職課程に関する諸手続・ガイダンスの日程等連絡事項は、ポータルで通知します。常にポータルには注意を払うようにしてください。
⑤ 必要経費
養護実習に際して、実習委託費が別途必要になります。また、免許状申請時には所定の手続きおよび申請料、手数料(2019年度現在3,560円)の納入が必要です。養護実習前や、免許状申請時などに納入についての詳細を連絡します。ポータルに注意してください。

4. 「養護実習(4回生配当)」の受講資格基準について

4回生時に養護実習を受講するためには、下記の受講資格基準を満たさなければなりません。

  • ① 3回生終了時の累計GPAが、2.3以上であること。
  • ② 4回生配当以外の教育の基礎的理解に関する科目等のすべての科目を、3回生終了時までに修得済みであること。
  • ③ 各種教職ガイダンス出席者であること。
(1)教育の基礎的理解に関する科目等

合計単位数:29単位

【 教育の基礎的理解に関する科目 】

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免許法施行規則に定める
科目区分等
最低修得
単位数
本学における授業科目 単位数 選必の別 配当回生 推奨回生 注記
教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 11 教育原論 2 必修 1~ 1 ①※1
教職の意義及び教員の役割・職務内容(チーム学校運営への対応を含む。) 教職入門 2 必修 1~ 1 ②※1
教育に関する社会的、制度的又は経営的事項(学校と地域との連携及び学校安全への対応を含む。) 教育制度論 2 必修 2~ 2 ③※1
幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程 教育心理学 2 必修 1~ 1 ④※1
特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する理解 特別支援教育論 1 必修 2~ 2~3 ⑤※1
教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む。) 教育課程論 2 必修 2~ 2 ⑥※1
  • ※1 ①~⑥ 要卒上は、自由科目(要卒外科目)
  • ※ 看護学部は、実習・必修科目が多いため、表記している推奨回生で受講することが望ましい
    上回生で受講する場合は、必修科目と重なり受講できないこともある

【 道徳、総合的な学習の時間等の内容及び生徒指導、教育相談等に関する科目 】

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免許法施行規則に定める
科目区分等
最低修得
単位数
本学における授業科目 単位数 選必の別 配当回生 推奨回生 注記
道徳、総合的な学習の時間及び特別活動に関する内容 11 道徳教育の理論と方法 2 必修 1~ 1 ⑦※1
総合的な学習の時間の指導法 1 必修 2~ 2~3 ⑧※2
特別活動論 2 必修 2~ 2 ⑨※2
教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。) 教育方法論 2 必修 2~ 2 ⑩※2
生徒指導の理論及び方法 生徒指導論 2 必修 3~ 3 ⑪※2
教育相談(カウンセリングに関する基礎的な知識を含む。)の理論及び方法 教育相談 2 必修 2~ 2 ⑫※2,3
  • ※1 ⑦ 要卒上は、選択必修科目
  • ※2 ⑧~⑫ 要卒上は、自由科目(要卒外科目)
  • ※3 ⑫ カウンセリングを含む
  • ※ 看護学部は、実習・必修科目が多いため、表記している推奨回生で受講することが望ましい
    上回生で受講する場合は、必修科目と重なり受講できないこともある

【 教育実践に関する科目 】

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免許法施行規則に定める
科目区分等
最低修得
単位数
本学における授業科目 単位数 選必
の別
配当
回生
推奨
回生
注記
養護実習 5 養護実習
(事前・事後指導含む)
5 必修 3、4回生
継続履修とする
3・4 ⑬※1
教職実践演習 2 教職実践演習(養護) 2 必修 4 4 ⑭※1
  • ※1 ⑬~⑭ 要卒上は、自由科目(要卒外科目)
  • ※ 看護学部は、実習・必修科目が多いため、表記している推奨回生で受講することが望ましい
    上回生で受講する場合は、必修科目と重なり受講できないこともある
(2)養護に関する科目・大学が独自に設定する科目・教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目

【 養護に関する科目 】

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免許法施行規則に定める
科目区分等
最低修得
単位数
本学における授業科目 単位数 選必の別 推奨回生 注記
衛生学及び公衆衛生学(予防医学を含む) 4 プライマリヘルスケア 2 必修 -
プライマリヘルスケア 2 必修 -
学校保健 2 学校保健 2 必修 2 ⑮※1
養護概説 2 養護概説 2 必修 2 ⑯※1
健康相談活動の理論及び方法 2 プライマリヘルスケア 2 必修 -
栄養学(食品学を含む) 3 フィジカルアセスメント -1 2 必修 - ⑰※2
フィジカルアセスメント演習 1 必修 -
解剖学及び生理学 3 フィジカルアセスメント -1 2 必修 - ⑱※3
フィジカルアセスメント演習 1 必修 -
「微生物学、免疫学、薬理概論」 4 フィジカルアセスメント -2 2 必修 - ⑲※3
フィジカルアセスメント -2 2 必修 - ⑳※2
精神保健 2 精神保健 2 必修 2 ㉑※1
看護学(臨床実習及び救急処置を含む) 16 生涯健やか看護学実習 1 必修 -
災害看護学 1 必修 -
家族看護学 1 必修 -
健康回復看護学 4 必修 -
健康回復看護学 4 必修 -
健康回復看護学実習 -1 2 必修 -
健康回復看護学実習 -2(こども) 2 必修 -
健康回復看護学実習 -3(こころ) 1 必修 -
合計単位数 38単位
  • ※1 ⑮、⑯、㉑ 要卒上は、自由科目(要卒外科目)
  • ※2 ⑰、⑳ 「フィジカルアセスメント 」(4単位)読替
  • ※3 ⑱、⑲ 「フィジカルアセスメント 」(4単位)読替

【 大学が独自に設定する科目 】

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免許法施行規則に定める
科目区分等
最低修得
単位数
本学における授業科目 単位数 選必
の別
注記
大学が独自に設定する科目 0 福祉とボランティア 2 選択 ㉒※1
人権と教育 2 選択 ㉓※1
学校等体験活動 1 選択 ㉔※2
  • ※1 ㉒、㉓ 要卒上は、教養教育群科目
  • ※2 ㉔ 要卒上は、自由科目(要卒外科目)

【 施行規則第66条の6に定める科目 】

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免許法施行規則に定める
科目区分等
最低修得
単位数
本学における授業科目 単位数 選必
の別
注記
日本国憲法 2 日本国憲法 2 必修 ㉔※
体育 2 体育理論 2 必修 ㉕※
外国語コミュニケーション 2 英語 A 1 必修
英語 B 1 必修
情報機器の操作 2 情報科学 1 必修
情報科学 1 必修
  • ※ ㉔、㉕ 要卒上は、教養教育群科目
ポータルサイト配信の確認を習慣に

学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。

【ポータルサイトの利用方法】
『 在学生の方へ 』のページからポータル(ユニパ)をご確認ください。