【 第10章 2021年度生用 免許・資格 】
小学校英語指導者資格(J-SHINE認定)

[ 免許・資格が取得できる学科 ]

1. 小学校英語指導者資格(J-SHINE認定)とは

「小学校英語指導者資格」を取得したい方は、小学校英語指導者認定協議会(略称:J-SHINE) の認定を受けた登録団体が主催する「指導者養成講座」を修了し、その団体より「小学校英語指導者」としての推薦を受けなければなりません。
京都橘大学はJ-SHINEより登録団体認定を受けており、本学の開講する3.表の科目を修得することで「指導者養成講座」を修了したことが認められます。資格の受講対象は国際英語学科、児童教育学科の希望学生となります。資格取得後は各地域の小学校で行われる英語活動の指導やサポートをすることができます。

小学校英語指導者認定協議会(略称:J-SHINE)とは
日本における「小学校での英語教育の普及・発展を支援する」という趣旨のもと、2003年2月に内閣府へ「特定非営利活動法人」としての申請を行い、民間主導で設立された英語教育指導者の資格認定を行うNPO法人です。

2. 小学校英語指導者資格の履修方法

以下 3. に定める科目の修得に加えて、次の2点の基準を満たす必要があります。

3. 小学校英語指導者資格に関する科目

フリックしてご確認ください。
科目名 単位数 選必の別 配当回生
英語教育論 2 必修 3〜※1
児童英語教育研究 2 必修 3〜
児童英語教材研究 2 必修 3〜
児童英語指導演習 2 必修 4
児童英語指導演習 2 必修 4
  • ※1 「英語教育論」について、国際英語学科生は1回生配当、児童教育学科生は3回生配当です。
  • ※2 「児童英語指導演習 」、「児童英語指導演習 」を受講するためには、「児童英語教育研究」および「児童英語教材研究」を修得済みであることが条件になります。
  • ※3 1年間の留学をする学生が資格取得を希望する場合は、履修登録期間中に人文系学部グループに申し出ること。

4. 小学校英語指導者資格申請の手続き

手続き方法については、別途ガイダンスを開催します。資格認定を希望する学生は必ず参加をしてください。所定の単位修得後も資格申請を行わない場合はJ-SHINEから認定を受けることができません。(ガイダンスは4回生時の12月を予定しています)

申請時の必要書類

  • ①「基本情報」の入力
  • ②「指導者登録情報」の入力
  • ③ 証明写真のデータアップロード
  • ④「50時間申告書」のデータ提出
  • ※1 手続きはインターネット上で各自で行います。
  • ※2 資格申請の都合上、認証書(英語指導者資格証明書)の交付は卒業後になります。
  • ※3 資格の有効期限は4年間です。更新料は更新や切替のプランによって異なります。詳細は協会のホームページで確認してください。

5. 小学生等に対する英語指導経験について

50時間の指導経験については、以下のとおりです。

  • ① 英語を使用した指導経験であること(日本語を母語としない幼児、児童に対しての英語を使っての指導も含む)。
  • ② 小学校の通常授業(オンラインを含む)での指導経験が35時間(見学の時間は含まない)以上ある場合は、50時間相当とみなす。
  • ③ 小学校での指導経験以外の、幼稚園・保育園、英会話スクール、学習塾、自宅教室、公民館、家庭教師などの指導経験(オンラインを含む)をすべて含め、合計50時間以上の指導経験があること。
  • ④ 指導の対象は、満3歳から小学校6年生まで。
  • ⑤ 50時間の中には見学の時間を含めることを可能とする。その場合、小学校での通常授業(オンライン含む)の見学に限る。また、含められるのは、20時間以内。
  • ⑥ 小学校での指導経験については1コマ45分の授業を1時間としてカウント。
  • ⑦ 学校で指導する際の「打合せの時間等」は指導経験に含めない。
  • ⑧ 対象年齢に関わらず、添削のみの指導は指導経験に含めない。

指導経験が50時間未満の人は「小学校英語準認定指導者」として推薦を受けることができます。また、小学校英語準認定指導者は、指導時間が50時間を越えたと登録団体が認めた段階で、「小学校英語指導者」(正資格)に書き換えることができます(卒業後の指導経験を含めることができます)。

6. 履修に係る注意事項

小学校英語指導者資格の取得に必要な科目は、要卒外となる科目もあります。ガイダンス等で行われる履修指導内容もよく理解の上、資格取得をめざしてください。

ポータルサイト配信の確認を習慣に

学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。

【ポータルサイトの利用方法】
『 在学生の方へ 』のページからポータル(ユニパ)をご確認ください。