新学期の賑やかさが少し落ち着き、深緑の季節となりました。みなさまご健勝のことと拝察申し上げます。さて,本年の関西心理学会第129回大会は,11月5日(日)に京都橘大学にて開催させて戴くことになりましたので,ご案内申し上げます。

 京都橘大学は今年がちょうど創設50周年にあたり,健康科学部心理学科は開設以来6年目の非常に若い学科であります。伝統ある関西心理学会の大会を担当させて戴くことは大変光栄なことでありますが,この大役への緊張感も計り知れない感があります。教員と院生・学部生が力を合わせて,運営にあたっていきたいと思いますので,どうかご発表・ご参加戴きますようお願い申し上げます。

 京都橘大学のある山科区は,いわゆる碁盤の目状の京都市街地の東側にあります。その中でも大宅山田という地には,平安時代の末期に後白河院の別荘・山科御所が造営されて,後白河院は寵愛する妻・滋子を伴ってしばしば訪れ,風景を愛でられたそうです。現在は名神高速道路が走る郊外の住宅地となっておりますが,山々は四季折々の色合いで私たちの目を楽しませてくれます。アクセスにすこしご不便をおかけしますが,自然とキャンパスの織りなす景観をご覧いただきたいと思います。

 特別企画としまして『脳と行動 ―基礎研究から日常生活、臨床場面まで―』というテーマでシンポジウムを準備しております。ぜひご参加ください。

 ご研究の成果を口頭発表によってご報告いただき,シンポジウムで複眼的に一つのテーマについて展望し,いずれの会場でも互いに良質な刺激を与えあう討論が展開され,懇親会では院生も新進気鋭の研究者も学界の重鎮の先生方もご一緒していただける交流の場となる大会にしたいと,背伸びをしております。

 今年の11月5日は,どうぞ山科の京都橘大学へお越しください。みなさまのご来場を心から歓迎いたします。

2017年5月
関西心理学会第129回大会準備委員長   日比野英子