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国際看護研究会では、国際看護に関する研究を発表し知識を深め、また、国際看護に関心をもつ方々の交流を図ることを目的とし、1998年より毎年学術集会を開催しております。

今年度は、『地球的視野を育む教育を考える』をテーマに、第19回学術集会の準備をすすめております。globeがもとになっているglobalizationやグローバル化という言葉は、国内外の様々な分野や場面で使用され、今日に至ってはインターネット等情報通信網の普及によりますます加速していると言われています。一方で、環境や固有の文化を重視する反グローバリズム化の主張などもあり、現在の「地球規模」が現す内容はますます多様化してきたと考えます。

人々の多様な価値観を認め、文化・社会背景を考慮しながら看護を実践している私たちにとっては、地球規模での視野をも各自が備え、国際協力等の現場で活用していく必要があるのではないかと思います。

そこで、第19回学術集会では、看護基礎教育カリキュラムにおいて、地球的視野を育む内容をどのように散りばめていくか、そして、地球規模で国内外における人々の多様なニーズに応えうる人材をいかにして育てるか、という議論を皆様と行いたいと存じます。

また、1996年に保健師助産師看護師養成所指定規則に「国際社会において、広い視野に基づき、看護師として諸外国との協力を考える内容」と明記されてから約20年が経過いたしました。多くの看護職養成機関で国際看護の知名度は上がり、教育内容も拡充してきたと思います。しかし、その一方で、どのようにカリキュラムに位置づけたらよいかわからないといった声も教育現場から聞こえてきます。そこでシンポジウムでは「国際看護教育の実際(仮)」をテーマに、看護系大学や専門学校等の様々な工夫や苦労話等をご発表いただき、皆様と一緒に、より具体的に地球的視野を育む教育を考えたいと思います。

一般演題は、学術集会のテーマに限らず、国際看護に関する研究または活動実践報告を広く募集しております。外国での活動に限らず、異文化看護や在日外国人看護の演題についても歓迎します。皆様の日ごろの実践や研究の成果について発表、討議し、有意義な時間を参加者と共に過ごしたいと考えております。

学生の皆様の海外研修の報告やNGOの活動報告、青年海外協力隊の活動報告などにもぜひご利用いただければと思います。